SSL証明書

SSL証明書は無料の時代に

SSL証明書といえば、これまで一般的には年間で数万円~数十万円の費用がかかっていました。

SSL証明書を提供している機関により、様々な種類があり一般の方にはこの内容を理解するのはとても難しく、またコストをかけられずSSL証明書を導入をしていないWebサイトもインターネット上には数多く存在しています。

SSL証明書はWebサイトの実在証明を行う(偽装されたWebサイトではないことを第三者の機関により証明する)ことが目的のため、その仕組み自体は複雑なものですが、様々な種類のSSL証明書が存在しています。

これら影響を受けるブラウザでは、ここ最近、正式なSSL証明書によりSSL化されていないWebページでは警告を出すようになりました。


SSL証明書は必要です

常時SSL化※ が言われて久しいですが、このような背景から今やSSL証明書を実装していないWebサイトは「怪しい」とも思われてしまう時代となってしまいました。

※常時SSL化とは、WebサイトすべてがHTTPSプロトコル (暗号化された状態)によって閲覧できる状態に有ることです。

これには様々な理由がございますが、中には「SSL証明書も実装するコストがかけられないWebサイトは大丈夫なのか」と思われてしまう見方も有るようです。
しかし、年間数万円もの高いコストを支払えないWebサイトも実情としては多く有ります。

ここ近年で多くのWebサイトで利用されてきている無料SSL証明書の設置、自動化プログラムを設置するサービスをご提供しています。

当サイト  https://kworks.llc においても運用中!


SSL化されていない=暗号化されていないHTTPプロトコルではブラウザで警告が。。。

無料SSL証明書のご案内

Webサイト運営者様への朗報です。

Let’s Encrypt はフリーで自動化されたオープンな認証局で、米国の非営利団体であるISRG(Internet Security Research Group)により運営されています。

2020年の時点で10億件もの発行数を記録し、現在もなおその利用数は増え続けています。

Let’s Encrypt の統計情報 を確認するとその様子が分かります。

この無料SSL証明書はWebサイトオーナーであれば実質的に無料で利用できるものです。

http:// から https:// が必須の時代に

無料ではありますが、下記の制約がございます。

  • 有効期限は 90日間

SSL証明書が失効とならないよう、再び取得・設置作業を行う必要がございます。

一般的な有料SSL証明書は1年~の有効期限ですので、90日間はとても短い期限となります。

ただし近年これらの有料SSL証明書も有効期限が短縮傾向にあります。

自動化プログラムの設置

取得、設置した無料SSL証明書は手動での更新は現実的では有りません。

この更新作業を自動化することにより有効期限内に定期的に取得・更新を行う仕組みをご提供いたします。

当社で運用中のWebサーバーについては、下記の対応となります。

  • <現在、SSL証明書を運用中の場合>
  • 有効なSSL証明書の有効期限が到来する直前の設置となります。
  • <現在、SSL証明書を設置していない場合>
  • ご依頼をいただいたあと、近日中の設置となります。

何れの場合でも、1回のみ設置作業費がかかります。

設置作業費

1Webサイトにつき、15,000円(税抜)

※ サイト構成により設置作業の難易度が高い場合など、状況に応じて事前に御見積差し上げます。
※ 無料SSL証明書を実装するための設置作業は1回のみで、今後の費用はかかりません。

運用中に不具合が発生した場合の対応については有償となります。運用サポート契約の有るサイトに関しては無償対応となります。

対象ユーザー

LinuxディストリビューションOS(Debian系、RedHat系)上で動作するWebサーバー、またはProxyサーバーを運用中のユーザー

  • Apache
  • Nginx
  • サーバー(インスタンス)にroot権限をお持ちのユーザーで、アプリケーションのインストールが許可されている、Cronジョブの実行が許可されている場合に限ります。

※ 共有サーバーでは設置が行えない場合がございます。

このような事でお悩みの方は…

WordPressでホームページを作成してみたけど、SSL証明書の設定がよく分からない。

Linuxのコマンドベースになると厄介。

サーバーを借りてみたけど難しくて対応が困難。

是非ともお気軽にお問い合わせください。

免責事項

  • 万が一 Let’s Encrypt のサービス運用が停止された場合、継続利用の保証はできません。
  • Webサーバーの状態により、自動化プログラムが正常に動作しない場合、SSL証明書の期限内に自動的に取得・更新できない可能性があり、この場合には一時的にSSL証明書が適用できません。
  • Webサイトの閲覧者への評価に関する保証はできません。
    Let’s Encrypt の無料SSL証明書は下記のように誰でも確認できるものとなっています。
    システム上は何ら問題はございませんが、Webサイトの特性上で信頼性や企業イメージを担保したい場合等は有料SSL証明書の導入をおすすめいたします。有料SSL証明書の取り扱いもございます。